日本人女性のがんの部位別死亡率1位は、なんと「大腸がん」。
どんな症状があるの?
血便、下痢、便秘、おなかが張る、便が細い、貧血、体重減少などがあげられます。しかし、これらの症状は初期のがんにはほとんどなく、多くは進行してから認められます。
大腸がんの治療は?
早期大腸がんの多くは、体の負担が少ない内視鏡的切除が可能です。それより進んだリンパ節転移の可能性のある早期がんや進行がんは外科的手術が必要となります。
大腸がんによる死亡を少なくするには?
大腸がんには、良性のポリープ(腺腫)が悪性化するものと、最初から悪性腫瘍として発生するものがあります。大腸がんの診断には大腸内視鏡検査が必須で、ポリープを発見し切除することにより、大腸がんの発生を少なくすることが可能です。症状のない方は、大腸がん検診(便潜血検査)を受け、症状のある方は、専門医を受診することをお勧めします。
構えずに気軽に検査を
大腸内視鏡検査は、肛門から内視鏡を挿入し、大腸内を観察します。苦しそうなイメージを持つ方もいらっしゃいますが、受けてみたら「意外と楽だった」という方も。当クリニックでは、これまでの経験を活かして苦痛の少ない検査を心掛けています。検査でポリープが見つかったらその場で切除もできる内視鏡検査医。どうぞ気軽にご相談ください。